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Smart Keyboard Folio(US)レビュー

キーボードの設定

キーボードは普段使っているThinkPadと同様にUSキーボードを選択した。
最初は地球儀マークから日本語/英語切り替えが出来るのでいいかな、思っていたのだが、その地球儀マークの位置がキーボードの最下段にあるスペースの列の左端というポジションにあり、ホームポジションからやや遠い。

これの解決策として、[設定]からキーボードのCaps Lockの使用をOFFにすると、自動的にCaps Lockが日本語/英語の切り替えキーとなる。

やはりホームポジションから近いのは良い

トグル動作になってしまうのは妥協することとする。
また、地球儀キーとの動作もやや異なる。

地球儀キーは「キーボードのキーボードの切り替え」をするキー となっていて
Caps Lockは「日本語と英語のキーボードを切り替える」キー になっている

2種類しかキーボードを設定していない場合は全く同じ動作となるが、3つ以上キーボードを設定している場合はCaps Lockキーのありがたみがわかるはずだ。

特にSmart Keyboardを使用しつつ、タッチパネルでキーの入力も行う場合がある人などは理解してもらえると思う。

Caps Lockの機能は失われてしまうが、これも妥協することとする。

打鍵感について

コンパクトになった分キーも小さいが特に問題ない。むしろ打鍵音が皆無なので、使う場所を気にしなくて良く、iPad本来の機動性を損なわない大変良いキーボードだと思う。
打鍵感も不思議と長文を入力したくなる良い感触で、個人的には現行MacbookProなどのゲキ浅ストロークよりも全然良い。
また、無線キーボードは昔からあまり信用していなくて、iPhoneでも昔Bluetoothのキーボードを使用していたが、遅延や途切れがあってイライラしていたが、これは本体直結なので、それもなく大変良い。本体から電源も供給されるので、これも良い。

キーボードの溝(iPadの角度)について

Smart Keyboard Folio にはディスプレイ(iPad本体)の角度を変えられるように2パターンの溝がついている。最初はキーボードよりの溝しか使わないかと思ったら、奥側の溝は鑑賞時に良い角度になっているようだ。
プログラマー時代は長時間PCと向き合う業務であったが、長時間イスに座っていると、だんだんとお尻の位置がイスの奥から手前にずれていき、足を前に投げ出し、だらけきった姿勢になってくる、そうなった時にこの「奥側の溝」が絶妙な位置にディスプレイをセッティングしてくれるのだ。
これは、新幹線で背もたれを倒して見る角度としても絶妙だった。

総評

多少妥協する部分はあるものの、たいした問題ではなく、大変良いキーボードだと思う。
耐久性は今後の評価。特に「角部」は良く擦れる部分なので、削れてきそうな不安はある。

機能そのものではないが、日本語変換するとき、スペースではなくTabキーを押す癖があるので、ここは慣れていきたい。

もうひとつ、日本語入力モードで[Shift+a]などと入力すると[A]と入力されることを期待してしまうが、実際は「あ」となる。この辺も慣れなくてはいけない。
iPhoneの時はアルファベット入力の時はキーボードを切り替えていたので気付かなかった部分だ。

カスタマイズ性が低いiOSのなかではベストチョイスだと思う。
ただ価格は高い。ケース機能もあるのは分かるが、1万5千円位が妥当では。。。?